自作小説「そらくぬぎ」の原稿置き場です。 ※未熟ではありますが著作権を放棄しておりません。 著作権に関わる行為は固くお断り致します。 どうぞよろしくお願い致します。
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こちらは、自作小説「空櫟」置き場です。
空櫟、は「そらくぬぎ」と読みます。
ジャンルとしてはファンタジーになります。他に連載しているものと比べて短編になる予定です。
それから、これはお断りでもあるのですがネタバレにもなるかもしれないので一応反転します。
(反転ここから)
管理人は、基本的にはハッピーエンドが好きですし、お話の結末はなるべくハッピーエンドにしたいと思っています。ただ、このお話に関しては話の構成上どうしてもハッピーエンドにはなりませんでした。
アンハッピーエンドというわけでもないとは思うのですが、悲しいと思います。それでも良いという方だけ閲覧をお勧めします。
(反転ここまで)
続きに登場人物の軽い説明を載せておきます。
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創造主というものは常に天才である
天才であるがゆえに世界の生まれを切望し
愚かであるがゆえに破滅を望む
汝ら唯だ 彼が理をその身に帯びた人形である
而して其がため 我ら須らく破壊を望む
生まれを喜び殺しを楽しむ
恐れ得るとすらば其れすなわち 汝ら滅ぶることへの恐れである
消ゆるを消さば其れすなわち 楽でしかない
誰 其れを疑うことなし
復た己生まるるを知る故なり
生まれてのち 其れを知らぬが故なり
知らせは全て 都合よきものである
空だと信じたもの
唯だまやかしの映し像
全ては創造主の 我侭よりいづる
この世界は
創造主を消すことで成り立った
ただ彼は出会いたかっただけ
奪われてしまったその人に
一目会いたかっただけ
* * *